■「売れ残りのリスクは?」
「雑誌せどり未経験者の不安」シリーズ、
今日は売れ残りのリスクについて、
私なりに解説していきますね。
「仕入れた雑誌が大量に売れ残って、不良在庫にはならないか?」
そもそも、
せどりといってもその本質は転売、です。
つまり、安く仕入れてきて高く売る、というシンプルな原理なのです。
転売である以上、
仕入れにはお金が必要で、それは当然に「先に必要になってくる」ものです。
そして、商品である雑誌が売れて、初めて利益が確定します。
そこで、販売者である私たち出品者は、
なるべく「早く」雑誌が売れるように仕事をしていくわけです。
早く売れるためには、中古雑誌の中でも人気のある、つまり「売れ行きの良い雑誌」を見つけてくることが大切です。
ここのところは実は、そんなに難しくはないんですよね。
売れ行きの良い雑誌って、ご存知「モノレート」を使えばすぐにリサーチできますからね。
売れ行きの良い中古雑誌を見つけてきて、
他の出品者さんよりも安く提供できれば、
「早く」売れていくのは当然です。
売れ残り(長期在庫)の不安なんて、出てくることもないはずです。
ところが、
上の前提のうち、あまりに「安く」提供してしまうと、
今度は利益幅が小さくなってしまうんですね(これも当たり前のことですが)。
ですから、出品の時には必ずしも最安値で出品するわけではありません。
私のようにAmazonのFBAを使っていれば、
なおのこと、
最安値からはかけ離れた値段で出品することも多くなります。
そういう流れのなかで、
実際には出品したところで必ずしも自分の思ったようには「早く」売れていかない、
なんていうことも、ザラにあります。
他の出品者さんの価格との関係が大きいのですが、
例えば、絶大なる人気の羽生結弦さんを取り上げたこの雑誌↓ですが、
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B017H5NMR8
私の場合、出品してからちょうど1年経ってから売れていきました。
これが、何か他の品のせどり、例えば大型家電などでしたら、
アマゾンでの保管料も大きくなりますし、
その間、新しいモデルが出てきて一気にそのモデルの価値が急落したり、
なんていうこともあり得ますよね。
何よりも、仕入れにお金がかかっているでしょうから、
いち早く売り抜けたいというのが本音でしょう(ですので、損切りも検討せざるを得ないようなケースも)。
ところが、私たちの扱う「中古雑誌」の場合はですね。
そもそも、仕入れにそんなにお金がかからないですから、
割と気長に待つことができるんですよね。
上の雑誌なら、消費税が上がる前に「108円」で仕入れてきたものです。
108円の雑誌がすぐに売れないからといって、
そんなに焦りまくる必要はないわけです。笑
そして、
よほど中古雑誌市場の相場とかけ離れていなければ、
この雑誌みたいに1年と長くはかかりましたが、
いつかは売れていくことが多いんです。
そういう意味で、
「売れ残りのリスク」はないわけではないですが、
他の大きな資金を回していくようなせどり(転売)に比べれば、
圧倒的にそのリスクは低い、といって良いでしょう。
もちろん、ここにあげた108円という仕入れ値は最安値に近いもので、
実際には千円、数千円の雑誌や本も仕入れてくることもあります。
そういった場合には、
よりきめ細かな価格設定や随時に価格の見直しなどして、
売れ残りを最小限にとどめていきたいところですが。
高めの値段で仕入れても、
利益はそこそこでも足が早い(=早く売れていく)雑誌もたくさんあります。
ですので、
いちがいに中古雑誌せどり「だから」長期在庫のリスクがある、ということではないので、
私としては安心して取り組んでいますよ。
これから雑誌せどりを始めようとするあなたのご参考になれば、幸いです。
今日は以上です!
お読みいただき、ありがとうございました。
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