せどりの未経験者の方からいただくご質問の中で、
「ビーム」、つまりバーコードリーダーは必要となりますか?
というものがあります。
「ビーム」とは、このようなもの↓です。
色々な機種があるんですけれどもね。
「バーコードリーダー」とも言いますが、スマホにもバーコードリーダーが付いていますので、ちょっと紛らわしいです。
ここでは、スマホ以外の機器としてのバーコードリーダーを「ビーム」と呼びます。
自分の場合は、最初のうちはこれを使ってブックオフや古書店でせどりをやっていました。
そんなに昔の話ではなくて、1年ちょっと前のことです。
上の画像のものでいえば、シルバーの部分のボタンを押すと、その先のリーダーで商品のバーコードを読み込む仕組みですね。
読み込んだら、その内容がスマホに転送されるようになっています。
「せどりすと」などのせどりに使うアプリに連動するので、
雑誌の裏側にあるバーコードを人目につかず読み込むことができる、というツールなんですね。
確かに、使ってみるとサクサクサクサクと、面白いように雑誌のバーコードが読み込まれていきます。
使い始めの頃は、よくブックオフでピコピコと(基本、音はしないように設定してますが)これ使ってリサーチをかけていたものです。
まだ当時は買い換える前のiPhoneでしたので、スマホのリーダーで読ませるのにすっごく時間がかかっていたんですね。笑
ですから、いち早く現地の店内で雑誌のリサーチかけて、仕入れるかどうか判断するのには、
このビームはとても役に立つし、必要だったんです。
雑誌せどりの最初の頃は、こうしたビームのメリットも感じていたんですが、
だんだん使いづらさも目立ってきました。
読み込んだ内容を、ビームからスマホのアプリに飛ばすんですが、
その結果を確かめるにはスマホを見ることになるため、
結果、ビームとスマホの2台持ちになってしまうんですね。
これが、だんだん煩わしくなってきました。
ビーム自体はコンパクトなので、スマホの裏側に付けるように持っていれば良いのですが、
時には滑って落としたりするんです。笑
じゃあと、自分のスマホのアプリで直接バーコードを読もうとすると、結構時間がかかってしまい、それもまたストレスになっていきました。
ビームを使い始めて数ヶ月が経ち、いつのまにか「せどりすと」(せどり用のスマホアプリ)に付いているバーコードリーダーが、使いやすく(読み込みやすく)なってきました。
ここぞとばかり、ビームを手放して、以降はビームは無くても困らなくなり、使わなくなってしまいました。
そして途中から、「モノレート」のアプリ版自体が、バーコードリーダーを備えるようになりました。
どちらのリーダーも使いやすかったのですが、Amazonでの商品ページもすぐにつながる「せどりすと」を多用していました。
ちなみに、使わなくなったビーム(上の画像のもの)は、その後にネット上で売ってしまいました。
最近買い換えたiPhoneでは、本当に読み込む速度も速いため、ビームというものを使っていたこと自体、忘れていました。
スマホ1台でその場でリサーチが完了するので、煩わしさがありません。
と、ここまで書いてきましたが、
そもそも、
ブックオフの店頭で「どの雑誌を調べてみるのか」ということ自体は、
ビームであろうが、
スマホであろうが、
教えてはくれません。
私が駆け出しの時には、
ブックオフ店頭で、一つのカテゴリーの雑誌をしらみつぶしにリーダーで読み込んでいったりもしてましたが(笑)、
効率の良いやり方ではありません。
やはり、「ゆるせど」流の基本に立ち返って、
事前のリサーチで、
「その雑誌が高く売れている理由」を押さえておくこと
が大切ですね。
ある雑誌が高く売れている理由を押さえておくと、
実店舗においても、
なんとなくですが売れそうな雑誌がわかってくるというメリットがあるんです。
まあ、現場においても最終的にはモノレートで売れそうかどうかの判断をすることには、なるわけですが。
だんだん売れそうな雑誌が「見えてくる」ようになれば、
バーコードを読むのに、
スマホのアプリだけでも十分になってきますよ。
ということで、
ビームを買おうかどうか迷っている初心者の方は、
まずはスマホのアプリについているバーコードリーダーで、十分だと思いますよ。
上で述べたように、読み込みスピードもだいぶ速くなりましたし、
なにより2台持ちの煩わしさがありませんから。
「ビーム」についてなんですが、
ブログの過去の記事にも同様のテーマを取り上げています。
よかったらこちらもお目通しくださいね。
参考にしていただければ幸いです。
今日は、以上です!
お読みいただき、ありがとうございました。
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